資料室

公開データについて

Collin Chiropractic Office「上部頚椎専門」コーリンカイロプラクティック オフィス平成5年3月2日~平成11年3月末日迄

レントゲン撮影者(1274名)幼児、妊産婦(授乳期)と年間の被爆量を超えている方と本人の承諾の得られない方以外の初回受付全員に頭蓋骨・頸椎の側面像・開口像・頭頂像の3ポーズ撮影。
これにより頭頂像〔べ一ス・ポステリア像〕に於ける第1頸椎、第2頸椎の変位(ズレ)を解析、分析する独自な方法を発見して、アメリカと日本の特許庁に特許の申請をした。

スペシフィックカイロプラクティックの創始者であり発展者のB.JパーマーがH.I.O学説を発表して全ての病気は上部頸椎の1番か2番のサブラクセーションによるものでメジャー(主原因)は第一頸椎(C1)が殆どであると発表された。 しかし研究の段階でデータは2転3転と変わったのでした。私達もそれを学び上部頸椎専門カイロプラクティックに切り替えて臨床を行なってきましたが臨床を継続するに従ってレントゲンでも他の検査項目に於いても矛盾が多くなり試行錯誤の連日でした。
そして、レントゲンのより精度の高い中心線を引くポイントを発見しアメリカと日本の2ヶ国の特許庁にパテントの申請をしてアメリカでは特許が取得できました。(日本では特許庁内でCD-ROMにて公開中です)。
それを基本にリスティングを決めてアジャストメントを行ない色々な角度から検証を繰り返し患者の経過と今の状況を追求して行くとまさに確信をついたものでした。
そうなると当然の如く患者数も紹介の件数も短期間で急速に増えて来たのです。
それに反比例する様にキャンセル特に無断キャンセルが殆ど無くなって来ました。
この様に日々の臨床を通してレントゲンを撮り始めた頃の3年間位とその後レントゲン分析の精度が上がってレントゲン分析と他の検査での結果とが一致して正しいリスティングでアジャストメントが出来るようになってからは患者の治癒力の速さと治癒率の多さは以前とは雲泥の差でした。この様に感じていたのは私やスタッフだけでは無く以前から健康に気遣って定期的に通って来られる患者さん方も、ご自身の身体を通して慢性的な疾患も含めて回復して行く過程を感じながら良くなったと実感されている方が非常に多くなりました。
そのレントゲン分析を基に検査をするようになって今まで気付かなかった上部頸椎の変位(ズレ)により頭蓋骨を形成している関節部位が環椎後頭関節との相関関係において必ず決まった法則に従い補正作用を起こしズレが生じている事に気が付いたのです。
又、下部頸椎から足先までの各関節の正常な彎曲を異常にする代償作用の法則も見つけ出したのです。
ですから、そこをしっかり見つめ、見極めて検査等をしているとC1,C2の特異性により、複雑な仕組みが分かり変位している方向性が分かる様になり、正しいリスティングが見えて来る様になったのです。それからレントゲン写真が無くても上部頸椎の変位は完璧に近い程リスティングが分かる様になり安心してアジャストメントが出来る様になったのです。 そしてこの方法に年々間違いではないと確信を持てる様になって来たのです。
そこで私たちコーリンカイロプラクティックオフィスで臨床を通して研究してきた結果のデータを発表します。これを見て賛同される方や反対意見をお持ちの方、若しくは、カイロプラクティック関係者、又は医療関係の方々のご意見をお待ちしております。

X-Ray撮影者の上部頚椎変位C1,C2のリスティング別統計表

X-Ray ギャラリー


※頚椎の彎曲、変位、捻り、歪みを放置しておくと姿勢に影響してあらゆる病気に繋がります。